ベテラン社員と新人社員のOracleデータベース構築検証記録(前半)

こんにちは。今週も注目のコンテンツを紹介します、山口@OTNシスオペです。本日の記事は「ベテラン社員と新人社員のOracleデータベース構築検証記録(前半)」。もちろん、ただのシングルインスタンス環境の構築ではなく、Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC)です。Oracle RAC構築といえば、DBAのあいだではいまでも難易度が高い作業と考えられているようです。確かに難しくなる。しかし、イメージほどではないのでは?この疑問が本稿のテーマです。タイトルにあるとおり、DBA経験1年足らずの新入社員(大沼さん)が、メンターとなるベテラン社員(大亀さん)のアドバイスのみで、Oracle RAC構築にトライします。

まず最初に行われるのは、スケジュールの決定と技術フィードバックです。
ただいま公開中の、構築作業「前半」部分の事前スケジュールは、こんな感じ。

そして、大まかな作業全体のフィードバックをまとめた図が以下の通りです。

ここからは実際の構築作業が始まるのですが、作業内容の詳細(コマンドや設定内容)とそれにかかった時間が克明にレポートされます。また、コンビのやり取りも収録されており、例えばこんな会話も。

データベースのインストールからOracle RAC構築完了のレポートについては、6月末公開の「後半」をお待ちいただくことになりますが、実際の作業の山場は「前半」にあります。ここをきっちりとこなすことができれば、最終的にOracle RAC構築は決して難しくない、と感じられるでしょう。