実践3日目:10日でおぼえられるの!?「10日でおぼえるOracle 11g 入門教室」

2日目 「Enterprise ManagerでOracle Databaseを動かしてみよう」

今日も頑張って、3日目やりたいと思います!

■1時限目 データベースの起動と停止

では早速Enterprise Managerを使って、Oracle Databaseに接続したいと思います!
「Enterprise ManagerでOracle Databaseにアクセスします。アクセスするにはリスナー、インスタンス、そして今回の初めて使用するEnterprise Managerを起動させる必要があります。」

リスナーにインスタンス

どれもこれまで学んだことばかりですね。

サービスの状態が開始になっているか確認します。

大丈夫そうですね。

そして2日目の最後にメモしたURLを活用するときが来ました(笑)


メモしたURLを入力してEnterprise Managerにログインします。

ユーザー名、パスワードを入力して・・・

無事ログインできました。
おーこれがEnterprise Managerの管理画面ですね。なにやら項目がいっぱい。

こういうのは触ってみることが肝心・・・ということで
書籍通りに「その他」をクリック。
現在のPCのCPUやメモリーの状態が確認できるよう。

さて、前の画面に戻ろうとして「ホーム」を押したら・・・

あれ・・・戻れない。

どうも画面右上の「データーベース」というタブで戻るらしい。
左にある「ホーム」というナビゲーションは何なんだろう?


いろいろ他のメニューを触ってみたら・・・他のページは「ホーム」で最初の画面に戻れます。。。

どうもこの「その他」をクリックしたときのナビゲーションが他と違う様子。

Webの担当者としては、ページによってナビゲーションルールが違うのは気になります(笑)


とりあえずEnterprise Managerの操作は出来たので、次に進みます。

※Enterprise Managerの管理画面にある項目は書籍の補足ページで詳細説明を確認することが出来ます。(P.80〜)時間がある人はチェックしてくださいね。

やっと1時限目のテーマ「データーベースの起動と停止」を実践します。
やり方はいくつかあるらしいのですが、今回は「サービス」を使う場合と「SQL*Plus」を使う手順の2つを学ぶみたいです。

◆サービスを使う場合

最初にサービスの開始状況を確認する手順で画面を遷移し、

OracleServiceORCLをダブルクリック。
プロパティが表示されます。

あとは「停止」を押せばサービスが停止されるし、停止後は

「開始」を押せばいいってことですね。

簡単ですねー。

SQL*Plusを使う場合

スタート>ファイル名を指定して実行

sqlplus/nolog
と入れたところ・・・あれ、うまくいかない。

あ、半角スペース忘れてました。
sqlplus /nolog

SQLPlusが起動しました。

connect sys/orcl と入力し、、、

「ERROR:
ORA-12560: TNS:プロトコル・アダプタ・エラーが発生しました」

おや。Error発生。

Error内容で調べたら解決してくれそうなページを発見しました!

Oracle 起動に関するエラー

「この ORA-12560: 〜エラーは、一般的にプロトコル・アダプタ・エラーというより準備・設定エラーとした方が良いのではないかと思うくらいに多くの場合はケアレスミスによるものであることが多い。」


・・・どうやら私はケアレスミスでつまずいているよう。(泣)

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原因 (Windows 限定)

Windows プラットフォームの場合、OracleインスタンスWindows サービスの上で稼動する。 Oracle の起動時にサービスが起動していないとアイドルインスタンスにも接続できず、ORA-12560: 〜エラーがでる。

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まさか、最初に確認したサービスが稼動していないなんてことは・・・・

先ほど「サービス」を使ってデータベースを停止、開始を何度か繰り返してやったときの最後に
「開始」を押し忘れていたようです。

開始ステータスに変更して再度「connect sys/orcl」と入力した後は書籍どおりに進めることが出来ました。

お騒がせしました。

1時限目無事終了です。

補足ページにはEnterprise Managerの簡単な説明のほかにも、データベースの起動、停止に関する詳細情報や、Oracleのネットワークについても詳しく書いてあります。

Oracleのネットワークに関して、書籍(P89)で得ただけの知識で、以下コラムの問題に答えてみました!(10gですけど)

徹底攻略ORACLE MASTER Bronze DBA 10g問題集「第4回:ネットワークの構成
by Think IT

4問中2問正解(笑)

解答を読むといろいろ細かく分かります。楽しいです。皆さんもやってみてください。

■2時限目 ユーザーと権限の管理

はじめにOracle Databaseのデモ用に登録されている「SCOTT」ユーザーのアカウントを使えるようにすることから始まるようです。

SCOTTユーザー?

誰???

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「SCOTT」とはオラクルの前身であるSDLに在籍していたBruce Scottを指し、「Tiger」は彼の愛猫の名前に由来する。

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SCOTT/TIGERの由来
by ウィキペディア

SCOTTさんより、愛猫の名前のほうが驚きでしたが、謎が解けたところで、管理者以外のサンプルユーザーということなので、早速始めたいと思います。


1時限目の手順でEnterprise Managerにログインし、ユーザー画面まで進みます。

SCOTT発見!(笑)


ラジオボタンにチェックを入れて、編集画面へすすみます。

SCOTTユーザーの権限編集を行います。

「オブジェクト権限」で『表』を追加し、

「ロール」の設定で『DBA』を選択。

無事に追加されました^^
2時限目はスムーズに進みました!

解説ページではユーザー管理と権限管理について、詳細が書かれています。

今回の解説ページは青山のカフェでくつろぎながら読みましたー。

ユーザー、スキーマスキーマオブジェクト、権限の管理、システム権限、オブジェクト権限、ロール・・・。

スキーマの概念は書籍でなんとなく理解できました。

スキーマ」という言葉で検索をかけてみましたが
今回は書籍での説明が私には一番分かりやすかったかな。<<スキーマとは>>
http://e-words.jp/w/E382B9E382ADE383BCE3839E.html
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A5%B9%A5%AD%A1%BC%A5%DE

とりあえず、ロールがあることでいろいろ権限設定ができるユーザーの管理が煩雑にならずにすみそうだということが分かりました(ざっくりとしすぎ!?)。

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本日の内容まとめ
所要時間 : 2時間15分(Cafeでの解説ページ参照時間は除く)
トラブル:特になし
調べた用語: SCOTTスキーマストアドプログラム

一言:SQL*Plusでのデータベースの起動、停止はケアレスミスの連続でしたが無事に完了しました。ユーザー管理については、解説ページを読んだほうが絶対いいですね!実践だけだといまいち何をしているのか分からなかったんですが、解説ページのおかげでSCOTTに与えた権限がどういったものか理解できました!