Oracle VMの仮想化とは

お久しぶりです。山口@OTNシスオペです。さて、OTN Japanにはさまざまな「出自・育ち」のコンテンツが掲載されています。例えばOTN USからの翻訳であったり、雑誌記事の再編集であったりなのですが、今回ご紹介する記事「Oracle VMの仮想化とは」はオラクルの技術セミナーを採録したものです。実際のセミナーを録画しておき、文字おこしの上再構成して原稿を作成し、そこにプレゼン資料から調整した図版を配置するとできあがり、とこんな流れで制作しました。この方式で得られるメリットですが、

1) 旬の製品・技術を取り上げたコンテンツを提供できる
2) 執筆者(=セミナー講師)の負担が少ない
3) 文体が硬くならず(執筆すると、つい硬くなるみたいです)、読者の評判が良い
4) 日本オラクルではOracle Direct Seminar(ダイセミ)をはじめ、常時多くのセミナーを開催

など、読者・制作者共に多大ですのでこれからも力をいれていきたいと考えています。

さて、前説が長くなりました。この記事ではOracle VMが数あるサーバー仮想化ソフトウェアの中で、どのような特徴を持っているかを容易に知ることができます。なにせ最初の章が「Oracle VMと他のサーバー仮想化ソフトウェアとの違い」ですから。そこを押さえた上で、アーキテクチャや高速性を謳うことのできる理由を知ることができます。

一押しの章は「Oracle VMの効果的な利用方法」その1で、容易に環境を構築できるテンプレート機能をとりあげています。

実はOracle VMをダウンロードできるサイト「Oracle E-Delivery」ではテンプレートファイルも入手可能で、Oracle Database、Oracle Enterprise LinuxWebLogic Serverなどをインストール済みのテンプレートをダウンロードし、すぐにOracle VM Server上で利用することができます。さらには通常はOracle VM Serverとは別のサーバーにインストールしなければならないOracle VM Managerが含まれるテンプレートも提供しています。多少の工夫でサーバー一台でのOracle VM環境を敏速に立ち上げることも可能ですので、ぜひご活用ください。