Oracle OpenWorld Tokyo 2009開発者セッション「Oracle Develop」のオススメセッション(人気ランキングと独断)




みなさんこんにちは。ひさしぶりのエントリです。OTNの伊東です。

今日は久しぶりのエントリにもかかわらず、思いっきり宣伝です。ご容赦ください。笑

Oracle OpenWorld Tokyo 2009への事前登録、みなさまはもうお済ませですか?まだの方はぜひ今すぐご登録ください。:-)

さて、Oracle OpenWorld Tokyo 2009の目玉はといいますといろいろあるのですが、やはり一つの見所は200を超えるセッションでしょう。オラクルの創業者にしてCEO、ラリーエリソンも来日します。またミスター円、榊原先生をはじめとする有識者のみなさまによる特別講演をはじめ、お客様に自ら事例をお話しいただくセッションあり、さらに数多くのスピーカーが米国オラクル本社からやってきます。

ということでたくさんのセッションが用意されているのですが、私がOTN会員のみなさまにオススメするのは開発者向けのセッション「Oracle Develop」。チケット料が35,000円と有料になっているのですが(現在は早期割引中で30,000円に!)、それだけの価値はあると自信を持ってオススメします。

SOADatabaseJava&REA(RIAではありません。Rich "Enterprise" Applicationsです。つまり、社内の業務アプリにもWeb2.0的なリッチな画面のアプリを作りましょう、というコンセプト)、という3つのトラックからなるこのOracle Developは、トータル72にのぼるセッションプログラムをご用意しています。さらに、このうち実に半分の36セッションがハンズオンによる実機体験のできるセッションになっています。

ほぼすべてのセッションの講師は、米国オラクル本社にて製品開発の現場で仕様策定を担当している人たち(Product Manager)や、実際に製品開発を行っている人たちが担当します。製品の仕様を決めている人たち自らが、現在リリースしている製品のこと、技術の方向性、製品の方向性、そのベースとなっている考え方を存分に語ってもらえます。

ということで、これを機会に最新情報を仕入れたいと思った方、ぜひ登録をお願いします。
また、Oracle Developだけで72セッションもあるとどれがオススメだろう?と思う方もいらっしゃるでしょう。ということなのでこれから数日にわたって、私なりのオススメセッションをご紹介していきます。

まずはみなさんがどんなセッションを選んでらっしゃるかをご紹介しましょう。下記のリストは、2009年2月13日時点でのOracle Developセッション登録の人気トップ10です。

トップの二つは開発部門の責任者が語る基調講演ですね。Oracle Develop出席者なら見ないことはゆるされません。笑

3位、5位といったところはSQLPL/SQLのセキュリティに関するセッション。ITエンジニアたるもの、セキュリティにはやはりセンシティブになりますね。セキュリティ対策はノウハウが命。素直に先人の知恵に学ぶことが大切です。講師はどちらも古くからPL/SQLの開発に関わってきたベテランです。これを機会に、ノウハウを全部盗んでいってください。笑

6位、8位にOracle SQL Developerがランクイン。Oracle DB担当者なら誰でも知ってるこのOracle SQL Developer、"男は黙ってSQL*Plus"が信条のベテランDBAのみなさんも、ぜひ一度だまされたと思って使ってみてください。多用するとSQLデータディクショナリをすっかり忘れてしまうくらい、ホント便利です。新バージョンでは待望のデータベース設計機能、ビジュアルデータモデリングが強化されました。

そのほかには、4位のキャパシティプランニング、7位のここからはじめるOracleと.NETが注目を集めています。とりわけキャパシティプランニングは、オラクルが誇るコンサルティング部隊のノウハウを皆さんにご紹介する、明日から使えるコンテンツがつまったセッションです。

さて、ということでここからは私の独断。

私個人的には最も一押しなのは、実は9位の「クラウド環境でOracleを使おう:30秒で手に入るOracle開発環境」です。

Amazon EC2Amazon S3Oracle Database、Oracle Database XEが使えるようになっていることはこのBlogを読んでいらっしゃるOTN会員ならすでにご存じかと思います。詳しくはこのスライド↓が詳しく解説してくれています。

これだけでなく、OTNの「Oracle Cloud Computing Center」には、この関連の数多くの資料があがってます。こちらもぜひ注目を!

ということで続きは次回。