Oracle OpenWorld 2008 -第2部:会場内を探検しよう!- (レポート:村上 悟さん)

第1部はこちら。 「Oracle OpenWorld 2008 -第1部:オラクルの世界が待っています- (レポート:村上 悟さん)

Oracle OpenWorld 2008 - 第2部:会場内を探検しよう! -

会場で受付を済ませると、こちらのIDを頂きました。
氏名やバーコードが印字されたプラカードがその場で即時発行されるのには、会場のインフラ整備が行き届いているのを実感します。
またパスポート等を用いた本人確認がきっちりと行われている点や担当者の笑顔が心地よいのも体制面の充実さを感じさせます。

Oracle OpenWorldのロゴの下にある「ORACLE CERTIFIED PROFESSIONAL」(OCP)のリボン。こちらは開催期間中にOCP Loungeで頂きました。
ORACLE MASTER Gold Oracle Database 10g(OCP)を持っている事を伝えることでもらいました。
ORACLE MASTERは、日本では既に有力なベンダー資格の1つとして広く認知されています。
しかしながら、こちらのラウンジでORACLE MASTERはWorld Wideの資格であり、世界中に多くの認定者がいる事を実感しました。セッションの合間に度々ラウンジを休憩場所として利用していましたが、日本人に会ったのは、自社から参加していたメンバーくらいです。

 ORACLE MASTERに関連し、私はちょうど今年、より上位のORACLE MASTER Platinum Oracle Database 10g (OCM) を取得しました。
今回のレポートもそれがご縁です。昨年はOracle Application Server製品の資格取得でも奮闘し、AWARD取得に繋がっています。

続いて、開催期間中の会場の様子として、インフラ面の紹介です。

会場内には多くの場所にノートPCや大画面液晶のPCがありました。
ここで、興味があるセッションの詳細を確認し、申込みができます。ノートPCを持参された方は、無線のネットワーク網を利用することもできました。
私の場合、日本からWindows Mobileを搭載した情報端末を持参していましたが、こちらで難なく利用することができました。

ただ1点注文を付けるとしたら、利用には利用条項を読み、「I agree」押下ですぐに利用できましたが、今回カンファレンスのユーザ名/パスワードが配布されていましたので、こちらの情報で認証するようなシステムだとシステムとしての統一感が出せるのではないかと思います。
それでも、現状で会場内のどこに居ても利用できるネットワーク環境は特筆できるインフラと考えます。

会場内には多くの休憩場所が設けられていましたが、画像はMOSCONE WEST内です。
OTN LOUNGEもココにありました。この前でOTN Japan編集長 伊東さんと遭遇しました。

OTN LOUNGE付近では、「Oracle OpenWorld Unconference」も開催されていました。
手書きで書かれた付箋が貼ってあるだけの、味のある開催案内で、Oracle MixなどのWebと連動した活発なディスカッションが行われていたようです。
Oracle OpenWorld Unconference」の赤い案内は遠くからもすぐに分かります。Unconferenceは先日、日本でも初めて開催されました。

OTN LOUNGE付近には、ユーザグループが集うパビリオンもありました。
このあたりは、世界各国から集まったメンバーが情報交換、待合せの場所としても利用されていたようです。

OTNの話題が続きます。OTNといえば、OTN Nightと呼ばれるパーティも開催されました。
今回、私は参加していませんが、今後も様々な活動に積極的に参加する機会を増やして、話題についていけるだけの語学力を上達させ(重要)、改めて参加してみたいと思います。

 期間中、オラクル製品の書籍を扱うOracle Bookstoreも開店していました。書籍だけでなく、ORACLEロゴ入りのグッズ販売なども行われていましたが、残念ながら、日本オラクル社の社員犬ウェンディのグッズは無かったようです(^^;

会場を移ります。続いては、エキシビションホール。多くの企業がいくつかの会場(MOSCONE WEST、MOSCONE SOUTHでは確認)に分かれて、自社の製品やサービスの紹介を行われていました。
ここには、”Oracle DEMO grounds”と呼び、オラクル社システムの活用を紹介するスペースもありました。
またホールには、息抜きのゲームを行うスペースもありました。
堅い雰囲気が多い日本の展示会やセミナーと違って、こういったスペースがあるのは新鮮でした。

まだまだ続きます(笑)
今回の開催は4万人以上の参加者でしたので、それだけで多くのゴミが出ます。
会場内では多くの場所にゴミ箱が設置され、ゴミの分別が徹底されていました。
また、カンファレンス受付の際には水筒が配布され、会場内の色々なところに給水用タンクが設置されており、再利用を促す試みも進められていました。
その他に面白い試みとしては、発電用の自転車が設置されており、使う電力分、体を動かそう!といった設備もありました。
このような会場内の試みだけでなく、グリーンをテーマに考えるセッションも連日数多く開催されていました。


Oracle OpenWorld 2008 -第3部:新製品発表の舞台裏 -」に続きます。