“My Oracle Support”の手引き

(OTN TechBlogの翻訳)

昨日、新しいMy Oracle Supportコミュニティが近々始まることを@eddieawadが暴露してしまいました。My Oracle Supportはサポート契約を結んでいるユーザーのMetalinkに代わる正式な受け皿になります。

今日デモを試してみましたが、なかなか快適でした。UI、タグ、WebCenter Interaction(以前のAquaLogic User Interaction)に設立された新しい掲示板、ドキュメント共有等々、みなよくできていると思います。コミュニティはOTNと提携してOracle Ace制度を共有し、ポイント・システムも同じように運用されます。My Oracle Supportチームは私たちとのコラボレーションにとても前向きで、こちらとしてもうれしく思います。

もちろん疑問も浮かんできます。なぜYAC(Yet Another Community)システムなのでしょうか?

単純な回答は、ユーザーがそれを望んだから、ということです。その機能は特にユーザーからの要望でした。そして、そういったコミュニティのサポート・モデルがサポート・コストの負担軽減に役立つなら、それを受け入れることはごく自然なことでしょう。

それでも多少の混乱はおきるでしょう。アクティブなOTNメンバーは、すでに彼らの貴重な時間をどこか別の場所で使おうという気になっているかもしれませんね。特にまだ何も書き込みのないコミュニティよりは。始まったばかりの新しいコミュニティのことを考えて見てください!そしてコミュニティが提供している漢字のメニューに不慣れなオラクルのエンドユーザーは、どこに質問を投稿すればよいのか戸惑うことでしょう(慣れていても戸惑うのですから)。

My Oracle Supportコミュニティは、OTNにとって結局は有益となるかもしれません。私たちは自分たちの活動に集中していく必要があるでしょう。そして、正式サポートとの違いをもっと明確にしていかなくてはなりません。また、ユーザーにとっては無償で手軽なコミュニティのほうが、ファイアーウォールの向こう側にあるそれよりも、活発にかかわりやすいだろうと考えています。結果は、時間の経過とともにわかるでしょう。

どのようにすれば、OTNとMy Oracle Supportの効果的なコラボレーションができるでしょうか?そのために私たちはどうすべきだと思いますか?