5月のダウンロードランキング(Database部門)

みなさん、こんにちは。OTN事務局の徳道です。

今月は南アフリカで開催している開催しているサッカーのワールドカップの話で持ちきりですね。
今朝は日本代表が決勝トーナメントに進むための大事な試合だったので、早起き(もしくは夜更かし?)した方も多いのでは?
結果は3-1で日本が勝利し、無事決勝トーナメント出場が決まりました。

自国を応援する他にも、世界で活躍する選手の華麗なプレーを観ることが出来るので、まだまだ寝不足の日は続きそうです。

では、Database部門ランキングを発表します。5月のソフトウェアダウンロードランキングの結果はこのようになりました。

ダウンロードランキング


1位:
   Oracle Database 11g Release 2【Download
2位:
   Oracle Database 10g Express Edition【Download
3位:
   Oracle SQL Developer 2.1 (2.1.0.63.73)【Download
4位:
   Oracle Database 10g Release 2【Download
5位:
   Oracle Database 11g Release 1【Download

(集計期間5月1日〜5月31日)


4月に引き続き、5月もOracle Database 11g R2が首位をキープ。
Windows版の提供が開始された影響が大きく、安定したダウンロード数を保っていますね。


Oracle Database 11g Release 2 1位 (キープ)
Oracle Database 10g Express Edition 2位 (キープ)
Oracle SQL Developer 3位 (キープ)
Oracle Database 10g Release 2 5位⇒4位 ▲
Oracle Database 11g Release 1 4位⇒5位 ▼


今回は、 OTNに掲載のデーターベースの基礎講座コラムを紹介したいと思います。

【基礎から始めるデータベース入門セミナー】(連載中!)

データベースについて1から学びたいという方、一緒に勉強しませんか!!まず何から始めたらよいのかと、書籍やセミナー情報を探している方のためのセミナーです。「そもそもデータベースって何だろう?」というところから始まり、リレーショナルデータベースのしくみとOracle Databaseのアーキテクチャを基本中の基本から学んでいただけます。
>第1回 そもそもデータベースってなんだろう
>第2回「ファイルシステム」と「データベース」の違い
>第3回「データベース」の種類


【意外と簡単!?シリーズ】

ステップバイステップでGUIを使った構築/運用が出来るよう構成されています
>意外と簡単!? Oracle Database 11g Release2 - Windows版 「データベース構築編」(PDF)

では来月もお楽しみに。

皆さんの声にお応えします。Fusion Middlewareメルマガアンケート結果 第5回


皆さん、こんにちは。OTN事務局の徳道です。

現在OTNで発行しているFusion Middleware製品情報のメールマガジンでは、メールマガジンを購読している皆さんからのご意見を毎月募集しています。
※OTN発行のメールマガジンをご存じない方はこちらを参照ください。

2010年4月、5月に寄せられたご意見からこちらをピックアップしてみました。


クラウドなど近年の風潮に合致した情報をより多く展開してほしい。」
「仮想化、クラウドに関する情報を発信してほしい。」


今回はこちらのご意見にお応えします!
クラウドや仮想化に関する情報が知りたい」

クラウド、仮想化については、データベースやストレージ分野のコンテンツやイベントがほとんどでしたので、Fusion Middleware情報を配信している当メールマガジンではコンテンツをご紹介することが今までなかったのです。

ですが・・・

やっと、今回皆様にご紹介できる情報が!!


先日行われたイベント「Oracle VM Forum」では「アプリケーション」層で可能な仮想化について語られたセッションがありました。
そこから、セミナー資料やレポートをご紹介させていただきます^^


セミナー資料】(Oracle VM Forumより)

集約率とパフォーマンスに効くクラウド技術
〜アプリケーション・サーバー層をもっと効率化するには〜

ラクルは来るべき企業型クラウドの実現に向けて、集約化(グリッド)とサーバー仮想化の2つのアプローチを提案します。まずはWebLogic ServerやCoherence等、アプリケーション・サーバー層の集約機能をどう活用すべきかを、ヨドバシ・ドットコム様事例などを交えて解説します。続いて、「複数台に渡る仮想アプライアンスの構成を容易にする」「ゲストOSをハイパーバイザ化して性能や管理性を高めた」オラクルの仮想化新ソリューションを紹介します。

>資料pdfはこちら(イベント資料まとめサイトより)

日本オラクルお客様情報(プロファイル)が必要になります。ログインしてダウンロードください。


また、このセミナーレポートは過去に当ブログで紹介していますので
ご興味のある方はご覧ください。

>Oracle VM Forumに行ってきました!マルチコア時代の賢いシステム "プライベート・クラウド" 構築を考える


さらに、

日本オラクルではクラウドコンピューティングをテーマにしたイベントを開催します。

今回はデータベース、サーバー/ストレージ、ミドルウェアとテクノロジー別に取り上げていきます。


ミドルウェアは2010年8月3日(火)開催です。


すでに申込はスタートしていますので、ぜひご登録ください。

>【申込受付中!】Oracle Cloud Computing Summit -Middleware Technology Day〜サーバー仮想化からその先へ。オラクルのテクノロジーが支えるエンタープライズ・クラウド〜



その他に頂いたメールマガジンへのご意見や質問も紹介したいと思います。


「動画などのリンクは文字のみよりわかりやすい。」

⇒ご意見ありがとうございます。こちらは、「Oracle Direct Seminar(通称:ダイセミ)<無料Webセミナー>」のコーナーで、セミナーのアーカイブ動画(OTNセミナー オンデマンドより)をご紹介したリンクに関するコメントですね。

>OTNセミナーオンデマンドはこちら

こちらの動画コンテンツはダイセミをLiveで録画し、そのまま掲載しています。

講師の方のリアルな解説が入った動画ですので、今後もどんどん活用いただき、スキルアップにお役立てください。

また、OTNセミナー オンデマンドでは、初心者から中級者の方向けのコンテンツを今後も充実させていく予定です。どうぞご期待ください!


「業務直結とはいかないが、ITトレンドをチェックするために有用である。氾濫する情報から自分で探すのは大変なので。」

⇒ご意見ありがとうございます。
「ITトレンドをチェックするために有用」と感じていただけたようで、うれしいです。

業務レベルでのお役立ち情報をご紹介したりすることは難しいのですが、、、なんとか

1通で最新の情報や開発者の方に有益な情報を届けよう

と関係者一同頑張っております。

皆様に伝えたい情報があればOTNサイト以外のニュースやblog、コラムなどもまとめてご紹介していますので、これからもよろしくお願いします!

また、OTNサイトの技術資料アップデート情報をいち早くキャッチしたい方は、TwitterRSSも合わせてご利用ください。

OTN Japan Twitterアカウントはこちら
Oracle Technology Network Japan Blog

などなど、全てはご紹介できませんでしたが「Fusion Middlewareメルマガアンケート結果 第5回」はいかがでしたか?
これからも皆さんのご意見をお待ちしております!


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>「Oracle's Dev2DBA Newsletter」をご存じない方は、過去のメールマガジンをチェックしてみてください

新人応援企画!「Javaフレームワーク入門」


Text by 智野 潤子(日本オラクル株式会社 Fusion Middleware事業統括本部 - 第一ソリューション本部) 
智野さん執筆の過去記事「Oracle JDeveloper 11g によるリッチクライアント開発」はこちら>>


ITの世界では、システム開発において頻繁に使用される機能が
フレームワーク
として提供されています。

フレームワークが提供する機能を利用することで、すべてを1からプログラミングする必要がなくなるため、開発生産性や保守性の向上といった効果が期待できます。


※出典:日本オラクル株式会社 Oracle Direct Seminar 「Java フレームワークを利用した効率的なシステム開発」資料(2009年)

フレームワークには、「ソフトウェア・ベンダーが提供する商用」のものや、「オープンソース」として開発され、一定の条件を満たせば無償で利用できるもの、企業やプロジェクトの中で利用されているものなどがあり、数え切れないほどの種類のフレームワークが存在します。

また利用できる範囲もフレームワークによってさまざまです。

そこで今回は、主要と思われるJavaフレームワークについて簡単に紹介します。

主要なオープンソースJavaフレームワーク

まずは、オープンソースで開発されている主要なJavaフレームワークを見てみましょう。
Apache Struts

Java でWebアプリケーションを構築する際に広く利用されているフレームワークで、大規模システムでの事例も豊富です。画面遷移や入力した値のチェック、画面デザインのテンプレートの利用など豊富な機能を提供しています。

>公式ページ




Spring Framework

Dependency Injection(DI; 依存性の注入)という考え方に基づいて開発されたフレームワークです。 DIではオブジェクトを生成するために必要な情報をプログラム内に記述せず、設定ファイルに分離します。Javaクラス間の依存関係が排除され、仕様変更にともなうプログラムの修正が少なくなります。

>公式ページ

>Oracle and Spring(英語)


Apache log4j

ログ出力のためのフレームワークです。ログの出力先(ファイル名など)や書式などをプログラム内にではなく、設定ファイルに記述できます。Apache log4jを使用すると、ログの設定変更のためにいちいちプログラムを変更する必要はありません。また、Microsoft .Netlog4Net)やC++(log4cxx)、PHPlog4php)などJava以外のプログラミング言語用のプロジェクトも存在します。

>公式ページ


JUnit

JUnitJavaクラスに実装されたロジックが仕様どおりに動作することをチェックするための単体テストを自動化するフレームワークです。 EclipseNetBeansJDeveloperなどの開発ツールと連携するためのプラグインを利用することで、テストに必要なコーディングの作業を軽減することができます。

>公式ページ




ラクルが提供するJavaフレームワーク
最後にオラクルが提供しているJavaフレームワークについても紹介します。
Oracle TopLink
オブジェクト指向Javaプログラムからデータベースにアクセスするためには、オブジェクトとデータベースのレコードを対応付ける必要があります。しかし、その場合煩雑な処理を繰り返し記述しなければいけません。

この煩雑な処理を簡素化するために生まれたのがO/R(Object/Relational)マッピングフレームワークで、Oracle TopLinkもその一つです。

O/Rマッピングの考え方は、Java Persistence APIJPA)としてJava標準の機能として取り入れらており、Oracle TopLinkの柔軟なマッピングと高度なキャッシュの仕組みは、そのお手本として採用されています。

>製品情報:Oracle TopLink

 >英語版はこちら



Oracle Application Development Framework(ADF)
Webページで表示/編集させるデータとビジネスロジック(業務処理の実装)を連携させる処理は、開発者が繰り返しコーディングする必要があります。このような連携処理は、単純ですが再利用性に乏しい割りに、コーディングの中で大きな割合を占めています。

Oracle ADFは、画面の処理とビジネス・ロジックとの関連付け処理を簡素化する仕組みを提供します。Oracle TopLinkApache StrutsEJBJavaServer Facesというように、使用するテクノロジやフレームワークを選択することができるのも大きな特長の一つです。

>製品情報:Oracle Application Development Framework

 >英語版はこちら

>Oracle ADF Overview Demo(英語)


Oracle ADF Faces
Oracle ADF Facesは、JavaServer FacesJSF)に準拠したユーザー・インタフェースのコンポーネントとライブラリを提供します。 Ajaxの技術を活用した150以上のUIの部品を提供するADF Faces Rich Clientや、グラフやピボット・テーブルを提供するADF Data Visualization Componentsなど豊富な機能を提供しています。


>製品情報:Oracle ADF Faces Rich Client Components

 >英語版はこちら

>Oracle ADF Faces Components Hosted Demo

>Oracle JDeveloper 11gスタートガイド



Oracle WebCenter Framework

Oracle ADFにエンタープライズマッシュアップやEnterprise 2.0技術を活用するための機能を追加したのがOracle WebCenter Frameworkです。ユーザーのプロファイルに応じて必要な情報をプッシュしたり、ユーザー自身が既存のリソースを組み合わせたページを作成するための仕組みを提供することもできます。

>製品情報:Oracle WebCenter Suite
 >英語版はこちら


Oracle ACEとアイアンマンと


とある木曜日の夜、Oracle ACEの初音玲さん松下雅さん諸橋渉さんのお三方とアイアンマン2の試写会に行ってきました。「なぜ,オラクルとアイアンマン?」と思われるかもしれませんが、公式には「マーベル社がオラクルのユーザだから」ということになります。日本オラクルのサイトにも、

などで登場していますね。さて、試写会は虎ノ門パラマウントジャパン試写室で行われました。入り口ではカンフーパンダやトランスフォーマーのフィギュアがお出迎え。室内は50席弱の広さでしたが、それよりも狭く密閉された感じです。皆さんが席に着き、日本オラクル広報によるちょっとした前説ののちに、いよいよ本編が始まりました!

上映後、まず諸橋さんにはご自身のブログに感想のエントリをいただきました。

wmo6hash::blog 2010/05/29(Sat) Iron Man 2

試写室の様子やアイアンマンみやげ(?)など、興味深い画像も紹介されていますので、ぜひご覧ください。また、他のお二方からはコメントをいただきました。

初音さん:
「一番の見どころは、敵の大群と戦うクライマックス。ハリウッドらしく壮快感のある演出を加味した戦闘シーンは実に爽快です。でも、このクライマックスの戦闘の伏線となる室内での戦闘シーンも個人的には好きです。とにかく2時間という時間を感じさせない楽しい作品でした。そうそう、登場してくるコンピュータシステムのユーザーインターフェイスも必見ですが、オラクルCEO のラリー氏がご本人役で出演していたのには驚きましたが、そういえば主役のトニーって雰囲気が何となくラリー氏に似てませんか?」

松下さん:
「(アイアンマン)1よりも二転三転あって面白い!超人を描くMarvel魂も、登場する超人レベルもアップしてます。前作はスターク・インダストリーズ社長のトニー・スタークがパワードスーツを開発するストーリーでしたが、2はその後、トニー・スタークに降りかかる幾多の困難に対応していく内容。笑いあり、アクションあり、ロマンスあり、物理あり(笑)と、様々な要素がテンポよく展開していきます。そして、天才トニー・スタークの研究室は相変わらず最高。あのAIは自宅に欲しい。また、IT業界の方はオラクル社CEOのラリー・エリソン登場シーンも必見!一瞬ではありますが、しっかり出演してます。セリフもあります(笑)是非、映画館でお探しになってみては」

Oracle ACEの皆さん、ご参加ありがとうございました!(写真左:諸橋さん、右:松下さん)

最後に、これからアイアンマン2を見たい、あるいはあまりよく知らない方向けに、良い紹介記事がありましたので紹介しておきましょう。

『アイアンマン2』トライアングル - 3キャスト=3キャラに注視せよ!

ちなみに私の注目は主人公トニーのライバル会社の社長、ジャスティン・ハマー。一見、デキそうな雰囲気ですが、全ての出番で目を覆いたくなるほどの寒さを見せるキャラクターです。演ずるのはサム・ロックウェル。思えば名作SFパロディ・ムービーギャラクシー★クエストでも、卑屈な優れた演技を見せていましたねえ。

Oracle VM Forumに行ってきました!マルチコア時代の賢いシステム "プライベート・クラウド" 構築を考える


こんにちは。OTN事務局の徳道です。

2010年5月18日に日本オラクル青山センターにて「Oracle VM Forum」が開催されました。
当イベントは、東京や大阪で何度も開催してきている人気のイベントです。

今回はサーバー仮想化に関するセッションだけでなく、アプリケーション・サーバーの仮想化に関するセッションも交えた内容となっており、「仮想化とは?」という基本的なところから、仮想化とグリッドの技術を使って「プライベート・クラウド環境」を構築するためのノウハウまでを一日で網羅するというの密度の濃いものでした。

開催されたのは以下の4つのセッションです。

  1. システムの俊敏性(アジリティ)を追求したプライベート・クラウドへの道〜マルチコア時代の賢いシステム構築 5つの提言〜
  2. 限界に挑戦!最新のマルチコア・サーバで、仮想マシンは何台稼働できるのか?
  3. デフレ時代のプライベート・クラウド環境構築術〜サーバー仮想化技術を導入しただけで十分ですか?〜
  4. 集約率とパフォーマンスに効くクラウド技術〜アプリケーション・サーバー層をもっと効率化するには〜

⇒当日のプログラム内容詳細はこちら

これらをすべてご紹介したいところですが、、、今回のレポートでは、OTNのメールマガジンによく登場してださるシステム事業統括本部基盤技術本部テクノロジーエバンジェリスト中嶋一樹さんと、Fusion Middleware事業統括本部 - Fusion Middlewareビジネス推進本部 担当シニアマネジャー杉達也さんが登壇したセッションのレポートです^^

ではここからは、同じく事務局員の山口さんにバトンタッチしてお届けします。


                                                          • -

限界に挑戦!最新のマルチコア・サーバで、仮想マシンは何台稼働できるのか?

今回の中嶋さんのセッションは、サーバー仮想化ソフトウェアXenを用いたデモが中心となりました。

<多くのお客様にご来場いただけました!>

これはOracle VM for x86Xenペースであることに加え、最新のXen 4.0の機能が将来的にOracle VMに導入されることが期待できるからでしょう。そして、デモはデル様のご協力により、Dell PowerEdge R910(CPU 32コア、メモリ 64GB)上で行われました。
ちなみに中嶋さんによれば、より多くのVMを稼働させるためにはサーバーのメモリ搭載量が重要だが、単純に最大搭載量だけではなくメモリ・スロット数に注目すべきだとのことでした。

これはリーズナブルな4GBまでのメモリ・モジュールをより多く積むことで、システム・コストが抑えられるからだそうです。


セミナー中。皆さん真剣です!>

最初のデモは、VM1つでソフトウェアをコンパイルした時間が、同時にVM 30、同時にVM 60ではどのように変化するか?というものでした。

結果は多少のオーバーヘッドが発生するものの、おおよそ割り当てられるコア数とVM数の関係で計算可能という興味深いものでした。

その後のオーバーコミット、Self-Ballooning、Transcendent Memoryなどの機能説明については、中嶋さんが自身のブログやセミナー資料でソースを紹介されていますので、そちらをご覧ください。

>Xenでメモリをオーバーコミットする


なお、会場後方ではこちらもデル様のご協力により、Dell PowerEdge R810の実物が展示されました。こちらのサーバーも2Uの省スペースにもかかわらず、CPU 32コア搭載可能、メモリ・スロット32を備えた優れものです。

Dell PowerEdge R810>


セミナーの後、皆さん興味津々>

                                                        • -

集約率とパフォーマンスに効くクラウド技術〜アプリケーション・サーバー層をもっと効率化するには〜

杉さんのセッションは、アプリケーション(AP)サーバーの仮想化を正面から取りあげていました。オラクルの仮想化ソリューション関連のセッションはデータベースについて深掘りすることが多かったので、参加された方には新鮮だったのではないでしょうか。

<最後のセッションにも関わらず、皆さんすごい集中力です。>

内容の前半は、オラクルのAP層における仮想化ソリューション提案についてでした。

単なる負荷分散ではないインテリジェントなワークロード管理や、単なるAPサーバー・クラスタではないメモリ仮想集約によってメモリデータの信頼性やキャパシティを高めるAP・グリッド・アーキテクチャなど、機能についての説明とそれらの実装事例が紹介されました。

特にヨドバシカメラ様のECサイトレスポンス改善事例は、皆さまの記憶にも新しいところだったようです。


後半は、近々出荷されるオラクルの仮想製品2つの紹介で、

まずはOracle Virtual Assembly Builder
複数の層(Web、AP、DB)にまたがる複数の仮想マシンで構成される仮想環境の設計からデプロイまでを容易にするそうです。

そしてOracle WebLogic Server on JRockit Virtual Edition
こちらはOS不要のハイパーバイザ上で実行されるJVMで、ホストOSをハイパーバイザに置き換えた際のメリット(パフォーマンスや信頼性向上)をゲスト環境においても期待できる製品とのことでした。

                                                        • -

では最後に私から関連情報のご連絡です。

>講演資料まとめサイトはこちら

日本オラクルお客様情報(プロファイル)が必要になります。ログインしてダウンロードください。


最後までレポートを読んで頂いてありがとうございます!

参加なさった方には振り返りのまとめ記事として、参加できなかった方には当日の様子を少しでもお伝え出来たなら幸いです。

4月のダウンロードランキング(Database部門)


みなさん、こんにちは。OTN事務局の徳道です。

あっという間に5月も終わりですね。なんとなく雨の日も増えてきて、もうすぐ梅雨に入るのでしょうか?

雨の日はなんとなく憂鬱になってしまうのですが、皆さんはいかがですか?

最近は雨具もおしゃれなものが増えてきてたので、そういったものを身につけて気分を盛り上げようと思っています。

何か他に素敵な雨の日の過ごし方をご存じな方いらっしゃったら教えてください^^

では、Database部門ランキングを発表します。4月のソフトウェアダウンロードランキングの結果はこのようになりました。


ダウンロードランキング

1位:
   Oracle Database 11g Release 2【Download
2位:
   Oracle Database 10g Express Edition【Download
3位:
   Oracle SQL Developer 2.1 (2.1.0.63.73)【Download
4位:
   Oracle Database 11g Release 1【Download
5位:
   Oracle Database 10g Release 2【Download


(集計期間4月1日〜4月30日)

前月予測したとおり、Oracle Database 11g Release2のWindows版のダウンロードが始まったことにより
Oracle Database 11g Release 2が4位から一気に首位に!<<前月との順位比較>>
Oracle Database 11g Release 2 5位⇒1位 ▲
Oracle Database 10g Express Edition 3位⇒2位 ▲
Oracle SQL Developer 1位⇒3位 ▼
Oracle Database 11g Release 1 2位⇒4位 ▼
Oracle Database 10g Release 2 4位⇒5位 ▼


首位のOracle Database 11g Release2のWindows版の関連情報はこちらから

ブログ:


>11g R2 on Windowsで行ってみよう!

コラム:ステップバイステップでGUIを使った構築/運用が出来るよう構成されています
>意外と簡単!? Oracle Database 11g Release2 - Windows版 「データベース構築編」(PDF)

お知らせ:Oracle Database 11g R2リリース記念キャンペーン実施中。応募締切は6月15日まで!!
>Oracle Database 11g R2 Windows版 リリース記念!プレゼントキャンペーン


では来月もお楽しみに。

4月のダウンロードランキング(Fusion Middleware部門)


皆さん、こんにちは。OTN事務局の徳道です。

寒かったり、暑かったりの不安定な天候も落ち着き、ゴールデンウィークから気持ちのいい天気が多くなりましたね。

近所の河原付近では毎週バーベキューをする人たちで賑わっています。

青空の下で食べるのってなんでも美味しいですよね。皆さんはバーベキューの予定などありますか?

では、本題のFusion Middleware部門4月1日〜4月30日の集計結果をご紹介します!


ダウンロードランキング

1位:
   Oracle WebLogic Server 11g【Download
2位:
   Oracle JDeveloper 11g【Download
3位:
   Oracle JRockit Mission Control 3.1.2【Download
4位:
   Oracle SOA Suite 11g 【Download
5位:
   Oracle JDeveloper 10g【Download

(集計期間4月1日〜4月30日)


1位〜3位は先月と変わらず、4位、5位が入れ替わりました!先日Oracle Fusion Middleware 11g R1 (11.1.1.3) がリリース され、当ランキング常連の製品たちもバージョンアップしています。
今回のリリースはバグ修正だけでなく、新機能もいろいろと追加されているようです。
リリース内容の詳細については、当ブログでもおなじみのテクノロジーエバンジェリスト、さとうなおきさんが、自身のブログで紹介しています。
>S/N Ratio > Oracle Fusion Middleware 11g R1 (11.1.1.3) リリース (WebLogic、SOA、BPM、WebCenter、JDeveloper)

新機能については、OTNでも今後紹介していければと思っていますのでお楽しみに。

さて、今回は7位にランクしていた「Oracle Coherence」について関連情報をご紹介したいと思います。

大量トランザクション処理や大量データ処理の分野を中心にトレンドになりつつあるインメモリ分散処理アーキテクチャをリードする Oracle Coherence は多くの国内企業で採用されています。
事例情報から、製品情報、技術資料をまとめてみましたので、ご興味のある方はご覧ください^^

OTNセミナーオンデマンド

株式会社ヨドバシカメラ様の「ヨドバシ・ドット・コム」事例や楽天証券株式会社様「フル版情報配信システム」の事例などを公開中です。

>Oracle Coherence特設サイト「お客様事例」

イベント

豊商事株式会社シニアストラテジスト 大倉孝氏をお招きして、FX市場を取り巻く状況と市場の展望、さらにFX市場の将来についてご講演いただきます。
>変わるFX市場 - 変化への対応と競争力強化に向けてすべきこと(5/19)

OTNセミナーオンデマンド

30分でOracle Coherence 技術概要を紹介しているコンテンツです。Flashコンテンツ、もしくはpdf資料でご覧いただけます。
>Oracle Coherence 技術概要 <本編:約30分>【Flash版】
>Oracle Coherence 技術概要 <本編:約30分>【pdf版】
スケーラブルで信頼性が高いシステムの実現に、なぜJavaベースのインメモリ・データグリッドが有用なのか? 
Oracle Coherenceの機能、アーキテクチャ、トポロジ、さらに適用パターンを解説します。

その他

>製品情報
>ドキュメント
>ソフトウェアダウンロード


参考になりましたでしょうか?来月もお楽しみに!